「ただいま」と言いたくなる町で、教科書にはない一生の学びを。
修学旅行の1ページを、未来へと続く「関係人口」の第一歩に。
日本で唯一、太平洋と日本海、2つの海に抱かれた町、八雲町。
どこまでも続く緑の牧草地、潮の香りが届く畑、そしてそこに暮らす人々の温かな笑顔。
今年度も道内や本州からの中学生・高校生を対象とした「教育旅行」の受け入れを行いました。
単なる「観光」で終わる修学旅行ではなく、この土地の日常に入り込み、五感を使って命の営みを学ぶ。土の匂いや動物の温もり、火を囲んで語り合う静かな夜。それらは、生徒たちの心に深い根を張り、いつか大人になった時「またあの場所へ帰りたい」と思えるような、一生モノの絆へと変わっていくと信じています。
ここで過ごす時間は、単なる思い出作りではありません。それは、自分とは異なる環境で生きる人々と出会い、自分自身の未来を描き直す、特別な冒険の始まりなのです。
五感で学び、心で繋がる
八雲町の教育旅行では、この土地の「生業(なりわい)」を自分たちの手で体験するプログラムをご用意しています。
① 農業体験:大地の息吹を肌で感じる
広大な畑に立ち、農家さんの指導のもと、土づくりや種まき、収穫作業などを行います。指先から伝わる土の温もり、降り注ぐ太陽の光。一粒の種が食卓に届くまでのプロセスを知ることで、当たり前だと思っていた「食」への感謝が、実感を伴って芽生えます。


② 酪農体験:命の温もりを知る
和牛や乳牛との触れ合いは、生徒たちにとって最も大きな刺激の一つです。牛たちの力強い鼓動や、温かい吐息。餌をやり、世話をすることで、動物も自分たちと同じ「命」であることを学びます。酪農家さんの思いに触れる時間は、優しさと責任感を育みます。


③ 郷土食づくり:スタッフと共に作る、北国の味
地元のスタッフと一緒に、北海道ならではの郷土食を作ります。今年は鮭のちゃんちゃん焼きなどを作りました。
収穫されたばかりの野菜を使い、知恵を教わりながら作る料理は、最高の贅沢。完成した料理を囲んで「おいしいね」と笑い合う瞬間、地域の人との距離がぐっと縮まります。

④ 焚火を囲む対話:火を囲み、素直な自分と向き合う
一日の終わりには、パチパチと爆ぜる焚火を囲みます。揺らめく炎には、不思議と人の心を解きほぐす力があります。都会の喧騒から離れた静寂の中で、将来の夢や今の悩み、そして今日感じたこと。スタッフや仲間と語り合う時間は、何にも代えがたい「自分との対話」の時間になります。
北海道の「多様性」が凝縮された八雲町
八雲町は、日本で唯一「二つの海(太平洋・日本海)」に面する町です。
なだらかな丘陵地には酪農地帯が広がり、平野部には豊かな農地。山から海へと流れる清流が、栄養豊かな大地を育んでいます。
体験の舞台となるのは、実際にこの地で生活を営む農家や酪農家のフィールドです。観光用に整えられた場所ではない「ありのままの暮らし」があるからこそ、生徒たちは本物の手応えを感じることができます。
プログラム詳細について
私たちは、学校の教育方針やカリキュラムに合わせた体験プログラムの調整が可能です。
- プログラム名: 教育旅行受入プログラム
- 対象: 全国の中学校・高等学校(修学旅行・宿泊研修等)
- 実施時期: 通年(季節により体験内容は変動します)
- 金額: 参加人数、体験内容、宿泊日数によって異なります。個別にお見積りを作成いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
- お問い合わせ:以下の連絡先に学校名・予定時期・予定人数を添えてご連絡ください。
担当:一般社団法人DSH 藤谷(ふじや)
電話:070-4559-4725
メール:shuhei.fujiya.yakumo@gmail.com
編集後記
八雲町で過ごした生徒たちが、数年後に「あの時の農家さんに会いに来ました!」と再びこの地を訪れてくれる。そんな「第二の故郷」のような関係が生まれることが、私たちの最大の喜びです。八雲の大地で、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。